先日、家の近所のフレンチレストランで食事をした時のはなし。
この店は初めてだったが友人のグルメ君推薦のお店だから期待して行った。
なるほど確かに出てくる料理はすべて美味しい。
値段もさほど高くない(決して安くもないが・・・)。
概ね満足といった感じだった・・・・ディナーの前半までは。
我々がメイン料理を食べ終えた頃、隣の席に女性二人のお客さんが着いた。
程なく、真っ黒に陽焼けしたホスト風味のギャルソンがオーダーを取りに来た。
会話の内容から女性客の一人と顔見知りのようだ。
おおよそ接客という応対でなく、いわゆる「タメグチ」ではなしている。
最初はさほど気にならなかったが、狭い店内なので聞きたくなくても
すべて聞こえてしまう。
しかも女性客もギャルソンも必要以上に声が大きい。
会話は次第に世間話に発展した。
我々はそのギャルソンの出身地、出身校、年齢と女性の
名前、年齢、職業、最近風邪で一週間寝込んだこと・・・・などまったく興味のない個人情報を
得ることになった。
料理を出すたびに3〜4分世間話を大声で繰り返す、そのギャルソンの
プロ意識の欠如(胸には金色のソムリエバッチが輝いていたが・・・・・)
と女性客の品性のなさに呆れかえった。
そして何度目かの世間話で血液型の話になった。
女性が会社で大嫌いな上司がいるらしくその人の血液型が「AB型」なのだそうだ。
するとそのギャルソンが「AB型は性格が悪い人が多いよね」とまったく医学的根拠のない
理屈で同調した。
普段から超温厚な性格で有名な私だが、思わず「バン!」とテーブルを叩き立ち上がり
「君たち!いい加減にしたまえ!!失敬じゃないか!!・・・僕に!!」
と、叫ぶわけにも行かず黙って飲みかけの苦いエスプレッソを飲み込んだ。
AB型の人間でもこんなに平和主義で心優しい人間がいるのに・・・。
みなさんオリンピックな週末をお過ごしください!