地方に出張した時は、頻繁にタクシーを利用する。
そのとき必ず運転手さんに「景気はどうですか?」と尋ねることにしている。
日本全国ほとんどの運転手さんが「駄目だねぇ、昨年よりもっと酷いよ」と嘆く。
そして「小泉政権の規制緩和でタクシーの数が増えちゃってだめなんだよぉ」と続く
何か全国の運転手さんネットワークでのマニュアルがあるかのごとく判で押したように
異口同音にそう答える。
昨日まで行っていた札幌では「今日もう6時間働いているのに1000円以上の距離を
走るお客がいないよ〜こんなこと30年やっているけど初めてだよ〜」とず〜と嘆き節を
聞きながら目的地に向かう破目になった。
「大変ですね〜」と答えながら心の中で「何とか1000円超えてくれ!!」と念じた。
普通ならメーターよ上がるなと念じるところであるが逆である。
さいわい(?)1000円を超えたので安心した。
しかし今日の帰りに千歳空港まで乗せていただいた運転手さんに「厳しいみたいですね?」
と話しかけると「いやぁそんなことないですよ」「頭使えばいくらでも稼げるんですよ!」とのこと。
聞くところによると東京や京都などから札幌に定期的に出張する人たちを複数固定客として
保有しており、そのお客さんに定期的にはがきを出すなどしてリレーションをしているとの事。
「おお!それは凄い!」営業努力を行えばまだ商売は成り立つとのご意見。
はじめてのパターンに少し戸惑いながら・・・・。
「でも小泉さんの規制緩和は痛いですよねぇ?」といつものパターンに戻そうとしたが
「いや規制緩和のお陰で私も個人タクシーの認可がもらえたんだから、ありがたいですよ。」
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そういうこともあるんだ。
ちなみにこの運転手さんのタクシーを降りるときに、しっかりと名刺交換をさせられました。
勉強になった札幌出張でした。